のびのび個性豊かに

当園の実施する保育について

 私たち「そらとにじのいえ保育園」は、「のびのび個性豊かに」をモットーに、子どもたちが自分らしく成長できる環境を提供しています。

 この理念は、園長の榎本が長年福祉に携わってきた経験に基づいています。当園では、発達にでこぼこがある子も、少しくらい人と違うところがある子も、すべての子どもたちが自分が大切にされていると感じてもらえるようありのままを受けとめて、個性を尊重され、安心して過ごせる保育園を目指しています。 

個性を尊重する保育について


 個性を尊重する保育は、子どもの愛着形成において非常に重要な役割を果たします。0~2歳の子どもたちは、安心感や信頼感を基に健全な愛着を形成します。この時期に、保育者が子ども一人ひとりの個性を理解し、尊重することで、子どもは自分が大切にされていると感じることができます。例えば、特定の遊びや興味を持つ子どもにはその活動を受け止め寄り添った対応をすることで、信頼関係が深まり、子どもは安心して保育者との、健康な愛着関係が形成されるのです。 

個性を尊重する保育には、以下のようなメリットがあります。


自己肯定感の向上

 子どもが自分の個性を認められることで、自己肯定感が高まります。自分が他者にとって重要であると感じることで、子どもは自信を持ち、挑戦する意欲が湧きます。例えば、絵を描くのが好きな子どもに対してその才能を褒め、発展させる機会を提供することで、子どもは自己の能力に自信を持つようになります。

社会性の発達

 個性を尊重する保育環境では、子どもは他者との違いを受け入れ、尊重することを学びます。これにより、共感力や協力の精神が育まれ、健全な社会性の発達が促進されます。例えば、多様な文化背景を持つ子どもたちと一緒に遊ぶことで、子どもは異なる価値観や習慣に触れる機会を得て、寛容な心を育てます。

問題解決能力の向上

 個性を尊重する保育では、子ども自身が自分の問題に取り組むことが奨励されます。これにより、子どもは考える力や問題解決能力を養うことができます。例えば、ブロック遊びでうまくいかないときに保育者がすぐに手助けせず、子どもが自分で考えて解決するよう促すことで、自立心や創造力が育まれます。

 個性を尊重する保育は、子どもの健全な愛着形成を促進し、自己肯定感や社会性、問題解決能力の向上に寄与します。保護者の皆様にとって、子どもたちが安心して自分らしさを発揮し、成長していく姿を見ることは、何よりも喜ばしいことでしょう。私たち「そらと虹のいえ保育園」は、個性を尊重する保育を大切にし、子どもたちが自分らしくのびのびと成長できる環境を提供しています。